ギャグっぽいノリで行きたいなぁと思っています。おつきあいよろしくお願いします。ただし苦手な人は苦手のような気がするのでその場合は即Uターン推奨。



突撃☆となりのシスコンズ



ブルー「はぁい☆ ブルーでーす。今日はポケスペのシスコンと名高いグリーンとシルバーをどんどん質問攻めにしていこうと思いまーす!」
サファイア「司会はメインにブルーさん、そしてサブツッコミにあたしサファイアったい! 野生の勘でどんどんツッコミなさいと指令を受けとるんで容赦なく行くつもりったい」
ブルー「ほほ、グサグサ行っちゃいなさい。ちなみに他の観客はレッド、イエロー、ゴールド、クリスタル、ルビー、エメラルドよ。つまり全員ね」
シルバー「・・・・・・姉さん。これは拷問か」
ブルー「あらぁ、そんなことないわよー。・・・・・・さて、はじめるわよ。こらグリーン、寝て誤魔化そうとするんじゃない!」
グリーン「ぐはっ!!」
サファイア「今のは見事なみぞおち蹴りだったたいね。じゃあ、こっからスタートったい!」



―尋問会スタート―


グリーン「・・・・・・おい。初っ端から”尋問会”とか出てるんだが」
ブルー「気のせいじゃないのー。さーて、最初の質問は誰からかしら?」
ルビー「はーい」
ブルー「若いって無鉄砲でいいわねー。でも大丈夫よ、どんな質問でもグリーンとシルバーはアタシが押さえつけとくから」
サファイア「どうぞったいー」
ルビー「結局シルバーさんってブルーさんのことどう思ってるんですか?」
ブルー「あらーはじめから核心を突く質問ね」
サファイア「最初からクライマックスって奴やね!」
ルビー「・・・・・・サファイア、それどこで覚えたの」
サファイア「ゴールドさんがパソコンしてるの後ろからのぞいてた時に」
ルビー「・・・・・・・・・・・・」
ゴールド「〜♪」
クリス「このお馬鹿!」
 ガツンッ
ゴールド「てっ!!」
サファイア「クリスタルさんの肘鉄がゴールドさんの右ほおにストレートで入ったところで本題に戻るったい」
ブルー「丁度いいからここで吐いちゃいなさいねーシルバー☆」
レッド(鬼だ・・・・・・)
イエロー(流石の鬼畜・・・・・・!!)
シルバー「・・・・・・・・・・・・ね、ねえさんは・・・・・・・・・」
ブルー「ふんふん?」
シルバー「姉さんは・・・・・・だ、大好きだ!」
エメラルド「ぶっちゃけた・・・・・・!」
シルバー「なんというかどこぞの馬の骨共に取られるのかと思うと胸が苦しい!」
ゴールド「親父かよ・・・・・・」
クリス「まだ恋心路線残ってるから! 可哀想だからそういうこと言っちゃだめよ!」
シルバー「オレぐらい姉さんのことを思える奴じゃなきゃ渡さない・・・・・・!!」
ゴールド「やっぱ完璧親父だろ。あれは」
クリス「もうフォロー出来ないわね。」
ブルー「うーん、嬉しいけど余計なお世話ね。アタシはアタシがいいと思えば結婚するわよ。じゃ、次の質問行ってみましょー」
サファイア「ブルーさんの一瞬の斬り捨てにシルバーさんが灰になっとるんでしばらくはそっとしておいてあげるべきったいね」
ブルー「そーお? じゃあグリーン攻めでゴー!」
イエロー「はい」
ブルー「あらイエロー。珍しいわね。じゃあどうぞ」
イエロー「あまり執着が強いと正直キモイです」
グリーン「なっ・・・・・・!!」
ブルー「おおっとこれはなかなか辛辣ね! イエロー今日妙に毒舌」
サファイア「隣のレッドさんがビクビクしておびえとるけん。意外な一面にガクガクったいね」
ゴールド「い、イエロー先輩が真っ黒に見えるんだけど・・・・・・」
クリス「気のせいよ。気のせい」
ルビー「イエローさんって普段はどういうキャラなんですか?」
ゴールド「のんびりしててドジっ子要素ありの素直で優しい人だ」
エメラルド「嘘だ・・・・・・」
ブルー「ちなみに、言っちゃなんだけどイエローとレッドは”頭の中が花畑”なカップルとして認知されてる節が強いわよ」
ルビー「レッドさんも花畑なのか・・・・・・」
ゴールド「バトルは滅茶苦茶強いんだけどな。それ以外、特にギャルに関わることとなるとてんでダメなんだよ、あの人」
ブルー「さて、イエローに何か格好良く切り返してみなさい。ジムリーダーとしての威厳を保つのよ、グリーン!」
ルビー「ええ?! グリーンさんってジムリーダーだったんですか?!」
クリス「ええ、そうよ。トキワジムのジムリーダー。ちなみにイエロー先輩はトキワシティ在住」
エメラルド「街の顔としての面子をかけた戦いってわけかー」
グリーン「・・・・・・別に俺はシルバー程じゃない!」
サファイア「必死すぎてなんだか墓穴感ありありったい!」
ブルー「まあシルバーよりは確かにね。でもシスコンであることは明白なのよ!」
グリーン「そんな言動をした覚えはない」
ブルー「ふっふー、甘い甘い。これが証拠よ!」
 バサッ
イエロー「ポケットモンスターspecial第23巻ですね」
レッド「ナナシマに向かう途中だ。あの時俺も一緒にいたけど、なんか言ったっけ?」
ブルー「言ったのよ。ここよ、ここ」


『・・・・・・姉さんは一緒じゃないのか』


ゴールド「あー、なるほどな」
ルビー「気にしてますね。お姉さんのこと」
クリス「しかも微妙にマサキさんをガン見してるわ」
エメラルド(・・・・・・なんだろうこの既視感・・・・・・)
イエロー「完全にナナミさんがいなかったことで落胆してますね」
ブルー「言い逃れできないわよ。・・・・・・っていうか、なんでレッドは隣にいて気づかないのよ」
レッド「うーん、その後デオキシス騒動で忙しかったからなー」
イエロー「レッドさんいろいろ鈍感すぎですよ。・・・・・・まあそのおかげでボクは助かってたんですけど」
レッド「?」
ルビー(どういうことですか?)
ゴールド(昔はイエロー先輩麦わらで髪の毛隠してたんだよ。だからレッド先輩最初はイエロー先輩のこと男だと思ってたんだ)
ルビー(麦わらで髪の毛を隠すだけで解らないんですか・・・・・・)
ゴールド(ああ。俺もわかんなかった)
サファイア「グリーンさんをよそにイエローさんが惚気だしたところでシルバーさんが復活したったいよー」
ブルー「あらほんと」
ゴールド「いや、よく見てくださいよ! あいつまだ半分死んでますって!」
ブルー「大丈夫よ。シルバーは私の自慢の弟なんだから。このぐらい平気よねー。ね、シルバー」
シルバー「・・・・・・うん」
クリス(のせた! ブルー先輩今のせたわ!)
エメラルド(なんかよくわかんないけどすごっ)
ブルー「さあ、時間も押してきたし二人の精神があとどれだけ保つか解らないから次で最後ね! 誰か言っちゃってー!」
 ――スッ
サファイア「これまた珍しいったい」
ブルー「へえー、レッドが? よし、行け」
レッド「あのさ、なんでグリーンがブルーに『うるさい女だ』って言うのかも気になるけどその度にシルバーはなんでグリーンを睨むわけ?」
ゴールド「・・・・・・いや、レッド先輩、そんなの解りきって・・・・・・」
レッド(しーっ。こういうのは本人の口から吐かせるからおもしろいんだろ)
ゴールド(れ、レッド先輩?!)
ブルー「フッ、ナイスよレッド。というわけでカントー・ジョウトのポケモンリーグチャンピオン様のご期待に応えなさい”二人とも”」
サファイア「まずはグリーン先輩からどうぞったい♪」
グリーン「・・・・・・いちいち五月蠅いからに決まってるだろうが」
サファイア「だそうったい」
ルビー「恋愛レベルが小学生並なんですけど」
ブルー「しょうがないわよ。初めてグリーンがそう言った時アタシ達年齢的には小学生だったもの」
ゴールド「でもそれって確かマスク・オブ・アイス事件解決後もこの前のフロンティア解決後も言ってませんでしたっけ?」
ブルー「いいじゃない。かわいくて」
ゴールド(かわいいとか言われちゃってるよ・・・・・・)
グリーン「・・・・・・」
サファイア「グリーンさんが泣きたそうな顔になってきたからシルバーさん行くったい!」
シルバー「・・・・・・姉さんに近づく奴はたとえ誰であろうとチェックする」
サファイア「シスコン丸出し発言やけんね」
ブルー「婿の貰い手いなくならないようにしなさいねー」
クリス(き、厳しい・・・・・・)



―閉幕―



ブルー「おつかれさまー。とりあえずグリーンとシルバーの改善点を本人に自覚させるという趣旨は達成したわね!」
ゴールド「・・・・・・そんな目的あったんスか?」
ブルー「ホホホ。アタシは用意周到なのよ!」
サファイア「ちょっと違う気がするけどスルーでいいったいねー」
グリーン「・・・・・・・・・・・・」
シルバー「・・・・・・・・・・・・」
レッド「それにしても二人ともちょっと可哀想なぐらいぐったりしてるなぁ・・・・・・」
イエロー「いろいろ恥かきましたからね。レッドさん、行きましょう」
レッド「ああ、うん」


ゴールド「・・・・・・なんか・・・・・・先輩達の知りたくない一面を知った感じだったな」
ルビー「そうですね」
クリス「そうね・・・・・・」
エメラルド「・・・・・・疲れた。」



えんど



あとがき
 キャラ崩壊祭りとかあったら出品できるのかなぁ。どうなんでしょう。
 ブルー姉さんは最初からあんな感じで原作を読んでましたけどまさかイエローとレッドが・・・・・・ガクブル
 ちょっとシルバーが酷い扱いだったかも。私の中でカプ漏れしてる人たち(シルバー・エメラルド・ダイヤモンド)は扱いが酷くなるんですよね。しょうがないよね。
 まあ、書いてる本人もその内目を当てられなくなると思うので、ここまで読んでくださったあなたを勇者に認定します。