凄く個人的なゼルダの伝説の設定 八割方捏造。公式設定で意識しているのは ・リンクの冒険はあらゆるゼルダのうちで最後発の作品 ・初代ゼルダ姫は呪いにより永遠の眠りにつき、以後戒めとして王女は代々ゼルダと名付けられた ・各リンクの関連性はユーザーの想像に任されているが、あえていうとするのならば生まれ変わりや子孫の関係にあたる という三点程度。 スカイウォードソード発表以前の考察に基づいているため、それ以降の内容を含みません。 ●世界観設定
時のオカリナのラストで世界が二つに分離したと定義。それぞれを平行世界と本質世界と呼称する。二つの世界の共通項としては以下の点が挙げられる。 ・時のオカリナにてリンクが勇気、ゼルダが知恵、ガノンが力のトライフォースをそれぞれ宿す。以後、トライフォースは彼らの子孫や生まれ変わりに代々宿ることとなる。 ・マスターソードが伝説として語られ、何らかの三つのアイテム(精霊石や紋章……など)を揃えることで開かれる聖域の奥に秘匿されている。 ・魔法が存在し、科学的な発達は非常に遅れている。これは大方を魔法で代用出来てしまう為。 時のオカリナが分岐点となる為、それ以前からの出来事、設定が共通項であるといえる。 ○各世界設定
・本質世界
いわゆる「本編」、リアルリンクが基本的に属する世界。作品の流れとしては以下のようになる。時のオカリナ(子供) ↓ ムジュラの仮面 ↓ トワイライトプリンセス ↓ 神々のトライフォース ↓ 夢を見る島 ↓ ふしぎの木の実 ↓ ゼルダの伝説 ↓ リンクの冒険 ムジュリンと姫の努力の結果、後に封印戦争と呼ばれる戦いは起こったものの、ガノンの謀反は未然に防ぐことが出来、大規模な損害は避けることが出来た。 この為、時の勇者の伝説は誕生していない。しかしガノンから力のトライフォースを摘出することは遂に叶わず、盟約により縛られたガノンは死ぬ事の出来ぬ体となりトライフォースが体から消えるその時まで半永久的に人ならざる魔人として封じられ、復活を繰り返す事となる。 ・平行世界
時のオカリナにより分岐してしまったもうひとつの世界。どちらかといえば本質世界の方がイレギュラーな存在であり、順当に時オカ以後の歴史を辿るとこちらの世界になる。主にトゥーン系統のリンクが属する。ただし、ふしぎなぼうしと4つの剣+は外伝的な扱いになるので本質世界にも平行世界にも属さない。 作品の流れとしては、 時のオカリナ(大人)
となる。
ガノンとの死闘の末、時の勇者によりハイラルには平和がもたらされた……かに思われたが、数百年後ガノンが復活、人々は祈るが本質世界に戻った時の勇者は戻らず、全ては神に託され結果としてハイラルは海に沈んでしまう(風のタクト冒頭より)。↓ 風のタクト ↓ 夢幻の砂時計 ↓ 大地の汽笛 これにより形式上ハイラル王家は途絶えたがゼルダ姫の血脈は知恵のトライフォースと共に密かに存続し、八つの欠片に砕け散ったものの勇気のトライフォースも転生した時の勇者=風の勇者の元に戻った。 ガノンを倒した後、新天地にて新たにハイラル王国を創建。以後のゼルダ姫は知恵と勇気、二つのトライフォースの資格をその血に受け継ぐことになる。 ●重要用語
・トライフォース
ハイラルを創世した三柱の女神、力を司るディン、知恵を司るネール、勇気を司るフロルによって残された強大な神の力。その力の秘める危険性とは裏腹にトライフォース自体に善悪を判断することは出来ず、純粋に使用者の心に全ての判断が委ねられてこととなる。トライフォースの力はあまりにも強く、その為使用には契約が必要となる。それは魂と血脈を神に捧げる神聖なる盟約で、誰でも結べるものではなく、神に魅入られてしまう程の魂の強さを必要とする。 しかし神に選ばれるというのは即ち力在る限り永遠の束縛を受けると云うこと。この為にガノンは死ねない体になり、ゼルダとリンクは子孫を残した為に死にはしたもののその魂は等しく盟約に縛られ、リンクは数百年のブランクの後己の血脈(つまり直系子孫)に転生をすることとなる。 盟約を結んだ血脈、ハイラルの王女達と勇者の子孫はトライフォースを遺伝的に受け継ぎ、その体を徐々に神の力に適合させていった。 ちなみに、意志を持たないとはいえ女神からのプログラミングにより一定の言葉を契約時に発する。例として、「契約時の注意点」「契約への警告」など。 ・マスターソード
古の賢者達が鍛えた神聖なる退魔剣。剣ながら一定の自我らしきものを持ち、自らが主と認めた所有者以外では台座から引き抜くこともままならず、また所有者から奪ったとしてもその力の一割も発揮することが出来ない。存在そのものが魔の対極に在る神聖剣である故に所有者を勇者たらしめている。また、その為に真に勇者たる資格を持ち合わせている者、即ち勇気のトライフォースの保持者以外を主と認めることは無い。 例外として、トゥーンをトライフォースを集める前に主と認めたのは彼が時の勇者の魂を持っていたからである。 ●トライフォース適合者
・ガノンドロフ
女ばかりの砂漠の民、ゲルド族において百年に一人だけ生まれる首領となる資格を持つ男。ゲルドの首領となるだけでは飽きたらず、聖域に封じられた神の力を求めハイラル王家に反旗を翻す。「時のオカリナ」にて、念願の神の力である力のトライフォースを得るが、その際に女神ディンと結んだ魂の盟約によって死ぬことを許されず、半永久的に生き永らえる魔人ガノンとなる。子孫を残さず、かつ血脈の盟約が不完全であったガノンはリンクやゼルダと違い地上を離れる事が全く出来ず、封印され、復活し、を繰り返すようになった。 時のオカリナとムジュラの仮面の間に未然に封じられた彼は王家と勇者に憎悪を持ち、それ故王家に仇なす為に力を欲す者や悪しき者の願いに反応し一定の手順を踏むことで何度でも蘇る。 大概、具体的に彼を封じているのはマスターソードであるが、多くの者はそれを知らず有事にはマスターソードを台座から抜かせてしまうので、これが彼を完全復活させてしまう原因となってしまうが、何故かその失敗が以後の歴史に反映されることはない。 前述した通り魂を地上に縛られている為、生まれ変わりもなにもなく全ての作品における魔人ガノンドロフ、魔王ガノンは同一人物である。ただし平行世界と本質世界のガノンは全く違う可能性である為、百%同一のガノンドロフであるのにも関わらず意識の関連性は薄い。 ○時のオカリナ
・リンク(子リンク、時オカ)
ゼルダの伝説におけるあらゆる時代において最先発の、はじまりのリンク。デクの樹に預けられ、自らをコキリ族と思い育つがその実は生粋のハイリア人である。 ゼルダと運命の出逢いを果たすが、力及ばず離れ離れに。彼女を助けたい一心で自らの魂と血脈を勇気のトライフォース、即ちフロルに明け渡しハイラル史上最強のトライフォースの担い手にして時の勇者となる。 聖域に七年間封じられ、身体を成長させマスターソードに真に選ばれた後、ガノンを討つがトライフォースを摘出することが出来ず、これが後の平行世界でのガノン復活に繋がった。 その後、時の賢者となったゼルダによって彼が救った世界(平行世界)から得ることの無かった七年間を取り戻すようにと本質世界へ戻される。 ・ゼルダ(初代ゼルダ姫)
リンクと同じく、全ての端を成すはじまりのゼルダ。彼女以降、戒めとして代々の王女をゼルダと名付けるようになる。夢視の才を持ち、生まれながらにネールに選ばれ、知恵のトライフォースの所持者となる。彼女もまたはじまりの契約としてその血脈と魂をネールに明け渡している。 高い魔法力を持ち、ゆくゆくは偉大なる女王かと期されていたが、リンクを本質世界に戻した後に娘を一人残しガノンの呪いによって永遠の眠りにつく。この呪いによって彼女の魂は半永久的に地上に縛られることとなり、従ってトライフォースの力は分散。結果的に代々の王女に宿るトライフォースの力は弱まり、ガノンの復活を容易にする原因となってしまった。 呪いによって眠った際に最後の賢者の力を使い本質世界の幼いゼルダ姫と記憶を同期し、更に期せずしてその存在を両世界にまたがらせることとなる。そしてガノンの復活によって平行世界のハイラル王家が途絶えた時、護る者の居なくなった平行世界から本質世界へとその存在を完全にシフトさせた。 ○ムジュラの仮面
・ムジュリン(時の勇者)
時のオカリナにて本質世界に戻されたリンク。得ることの無かった七年間を取り戻すため、聖域に封じられる前の子供に戻っている。相棒のナビィを探しに行った先で巻き込まれたクロックタウンの事件の後、ハイラルに戻りその生涯をハイラル王家に捧げた。 マスターソードこそ神殿に封じ二度と持つことは無かったものの、数多の修羅場を潜り抜けた実戦経験、類い稀なる戦闘センス、そして盟約を交わしたフロルの力によりハイラルの平和に貢献。彼の死後数百年は本質世界のハイラルは大事なく過ぎる。 生涯ゼルダを愛し、常に傍らにて護り続けたが、本質世界にて別の女性と子孫を残している。奥さんもきちんと愛した(ゼルダはもう半ば彼の中で神格化してしまっていた)。 しかしその生涯の中で、平行世界における初代ゼルダ姫がガノンの呪いにて封じられている事実を知ることはなかった(本質世界には本質世界のゼルダ姫がいた為)。 ・ゼルダ(姫)
本質世界のゼルダ。初代ゼルダ姫とは正確には別の人物だが、時の賢者であった初代ゼルダ姫の能力によって彼女が呪いにより眠る間際に平行世界での記憶を同期されている。しかし、分岐の起こる10歳までは基本的には同じ人物である為、初代ゼルダ姫同様生まれながらにしてネールとの盟約を結んでいる。 ガノンの謀反を事前に阻止出来た為に彼女はシークとなることもなく、また時の賢者として目覚めることもなかった。リンクの補佐を受けつつその代のハイラルを統治し、後々も名君として語り継がれるようになる。 リンクが初代ゼルダ姫を案じている事に薄々感づいてはいたが、同じトライフォースの担い手だとしても、寧ろトライフォースの担い手だからこそ、彼に初代ゼルダ姫の呪いについて教えることは出来なかったという。 ○トワイライトプリンセス
・リンク(トワプリンク)
ハイラルの南端に位置するトアル村に住む牧童。本人を含め誰も知る由は無かったが、時の勇者の直系子孫である。その為、自覚は無いものの生まれながらにしてフロルを宿している。己の血に眠る宿命を知ってか知らずか、幼い頃から剣術、馬術、弓術等の戦闘スキルを磨き村人からの信頼も厚い好青年となった。 トワイライトの浸攻(※表記は故意です)が起こった際にただ一人影の住人とならず、トライフォース保持者の資格を見出だされ勇者として目覚める。 時の勇者の正当なる後継者としてマスターソードにも認められ、ゼルダと共にガノンを討つがガノンから力のトライフォースを摘出することが出来ず、ガノンを滅ぼすことは出来なかった。 この一件により彼は光の勇者として尊ばれる事になるが、勇者としてハイラル史に語り継がれる事を拒んだ。ガノン封印後はゼルダ姫たっての頼みで王家付きの騎士となり、その生涯を王国の平和維持に捧げた。 トワプリのゼルダ姫は彼にとってあくまでも君主であり、彼は別の女性と恋をし子孫を残している。 ・ゼルダ(トワプゼルダ)
ハイラル王家の王女で、本質世界における初代ゼルダ姫(つまり、呪いを受けてはいないがはじまりの盟約を結んだムジュラにおけるゼルダ姫)の直系子孫。高い魔法力を持ち人徳にも篤く、後にハイラル史上五指に数えられる名君となる。共に世界を救った光の勇者に対し統治の補佐に就くよう頼むが、これは封印戦争の勇者(ムジュリン)が姫の補佐をし王国の平和を守ったという史実になぞらえての事。 トワプリはそもそも姫と勇者の結び付きが薄く、彼と彼女は互いを尊敬しあい尊重しあったが恋愛感情へと発展することはなかった。 ○神々のトライフォース ○夢をみる島 細かい設定を考えていないので割愛 ○ふしぎの木の実 細かい設定を考えていないので割愛 ○ゼルダの伝説
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